■2008年のWFF活動報告2 (後半)

2008年最後の活動は、「第2回 健康魚で料理にチャレンジ」
12月20日(土)、八丁堀のブーケ21で冬の青魚をテーマに開催しました。

今回の魚はイワシとサバ.。初心者からちょっとベテランまでが参加しましたが、和気あいあいと学びあい、
「イワシの中華風サラダ」「イワシの揚げボール」「サバの味噌煮」「サバの酢豚風」ができあがりました。
指導は長谷川靖さん(フードコーディネーター)。(社)いわし食用化協会にご協賛いただきました。

海彦クラブ2008
11月21日(金)〜23日(日)、「こどもとサカナ体験ツアー」を開催。
東京のこども記者23人が新潟県新潟市・松浜へ取材に行きました。
東京を夜9時に出発し、早朝3時半からのセリから、取材はスタート。阿賀野川での河原のゴミ拾い、定置網漁の見学、上流のふ化場見学、
漁師さんへのインタビュー、組合長の家でのホームステイ、市長さんへのインタビュー、博物館取材など、多様な活動を行ってきました。
今年度のこども記者は、東京の世田谷区立松丘小学校と葛飾区立木根川小学校の5年生です。

  
▲早朝3時半。新潟の魚市場でセリを取材 ▲阿賀野川の河口でサケ定置網漁を取材  ▲阿賀野川の上流のふ化場

  
▲木村勲・松浜漁協組合長にインタビュー ▲玄関でサケの寒風干が待つホームステイ。 ▲篠田昭・新潟市長にインタビュー

沖ノ鳥島フォーラム
11月8日(土)、「沖ノ鳥島フォーラム」を開催。

東京のこども研究員が集合!2つの小学校から来てくれたこどもたちが、沖ノ鳥島について立派な発表をしてくれました!
東京都の活動にウーマンズフォーラム魚が協力して行ったフォーラムです。
10月にウーマンズフォーラム魚の大学の先生方が東京の小学校で「沖ノ鳥島授業」を行いました。
そのなかから、杉並区立高井戸小学校の5年生チーム「高井戸フィッシュ」と北区立滝野川第二小学校の5年生チーム
「沖ノ鳥島守るくん」が発表に来てくれました。
また、サンゴの博士の茅根創先生(東京大学教授)や国際法の博士の加々美康彦先生(鳥取環境大学准教授)、
ウーマンズフォーラム魚の白石ユリ子代表、フードコーディネーターの長谷川靖さんによるパネルディスカッション、
沖ノ鳥島周辺の海で獲れたお魚(マンザイウオ、キハダマグロなど)を使ったお料理の試食会などもりだくさん!
みんなで沖ノ鳥島の大切さをさまざまな角度から学び、考えました。
 
▲こども研究員が沖ノ鳥島の意義を発表           ▲パネルディスカッションで沖ノ鳥島について考えました

海彦クラブ2008
10月28日(火)、葛飾区立木根川小学校で「第68回浜のかあさんと語ろう会」を開催。

新潟県新潟市の松浜から、浜のとうさん、かあさんが、大きなサケを持ってきてくれました。(2校目)
海彦クラブ2008の2校目は、葛飾区の木根川小学校。5年生と6年生が参加し、新潟の浜のお話しやサケのオスとメスの見分け方、
サケのさばきかた、おいしいサケ料理を学びました。

  
▲浜の魚料理名人、本間さんがさばく!  ▲緒形さんが、イクラを食べさせてくれた! ▲ちゃんちゃん焼きは、白石代表も先生に


10月18日(土)、三鷹市立南浦小学校で「第67回浜のかあさんと語ろう会」を開催。
先生は北海道・知内町のかあさん。南太平洋諸国のジャーナリストが取材に見えました!
北海道知内町から、浜のとうさん、かあさんが、マコガレイやホタテを持ってきてくれました。
ミクロネシア、トンガ、パプアニューギニアの記者が日本の漁業を取材に来日(招聘は笹川平和財団)。
ウーマンズフォーラム魚の活動をぜひとも見たいという要望にこたえ、三鷹市立南浦小学校と北海道知内町のご協力を得て、
急遽「浜のかあさんと語ろう会」を開催しました。
この授業のようすは、3カ国の新聞、ホームページでも紹介されています。
  
▲南太平洋3カ国の記者と浜のかあさん ▲浜のとうさんがマコガレイをさばく!  ▲知内町の脇本町長も駆けつけてスピーチ
  (校長室にt記念撮影)


クジラから世界が見える!
10月11日(土)、朋優学院高等学校で「クジラの授業」を開催
10月24T(金)、中央学院大学で「クジラの授業」を開催
11月3日(月・祝)、中央学院大学の「あびこ祭」で大学生がクジラ料理を出展
高校と
大学でもクジラの授業を開催。
授業を受けた受けた学生たちは、白石代表とスタッフに習い、自分たちでクジラ料理にも挑戦。
おいしく食べました。


沖ノ鳥島フォーラム
10月 9日(木)、板橋区立高島第五小学校で「沖ノ鳥島授業」を開催(小山昌矩先生)

10月17日(金)、北区立滝野川第二小学校で「沖ノ鳥島授業」を開催(谷川尚哉先生)
10月20日(月)、杉並区立高井戸小学校で「沖ノ鳥島授業」を開催(谷川尚哉先生)
10月末には、それぞれの小学校でこども研究員が自主的に発表準備を行いました。

東京都とウーマンズフォーラム魚が協力して、沖ノ鳥島プロジェクトを始めました。
みなさんは、沖ノ鳥島が東京都の島だと知っていますか?東京都は、日本一広い海を持っているのです。
この島があることで、日本の海は40万平方メートルも広くなっているんです。
日本列島と同じくらいの広さなんですよ。
沖ノ鳥島はサンゴ礁でできた奇跡の島。とても美しい島です。
でも、地球温暖化の影響などで、海面の外に出ている部分がどんどん小さくなっているのです。
  
▲高井戸小学校で授業             ▲高島第五小学校で授業            ▲滝野川第二小学校で自主的に発表準備

海彦クラブ2008
2008年10月4日(土)、世田谷区松丘小学校で「第66回浜のかあさんと語ろう会」を開催。

新潟県新潟市の松浜から、浜のとうさん、かあさんが、大きなサケを持ってきてくれました。(1校目)
海彦クラブ2008の1校目は、世田谷区の松丘小学校。5年生たちがドキドキしながら待っていると、新潟から浜のとうさん、かあさんが到着。
もちろん、大きなサケも。ホワイエ(ホール)で新潟の歴史やサケの消費量、新潟とサケのかかわりをまなんでから、家庭科室へ。
サケのオスとメスの見分け方を学び、それからサケのさばき方をじっくりと教えていただきました。
大きな魚だけに血もでるし、内臓も出てきます。目をつぶる子、逃げ出す子どももいますが、生き物のいのちをいただいて私たちは生きています。
勇気を出して出刃包丁をにぎり、かあさんと一緒にサケをさばきました。
  
▲浜のとうさんから松浜の歴史と文化を学ぶ。▲浜のかあさんがサケのさばき方を習う。   ▲さあ、一緒にさばいてみよう!

2008年9月27日(土)、「第3回 男の魚料理」開催
「テーマは三陸・女川のサンマ」

会場は東京・八丁堀の「ブーケ21」。講師は長谷川靖さん(フードコーティネーター)。
ゲストは女川・ワイケイ水産会長の木村喜一さん。
女川直送の新鮮なサンマで、「サンマのハンバーグ」「サンマのカナペ」「サンマの有馬焼き」「サンマの炊き込みご飯」をつくりました。
とっても美味! 木村会長のサンマをめぐるお話しも興味深く、しっかり学んだ一日でした。


(2009年1月26日更新)



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